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米PPI後に上昇した米ドル円の上値余地を静観か

相場レポート

米PPI後に上昇した米ドル円の上値余地を静観か

米PPI後に上昇した米ドル円の上値余地を静観か
本日のポイント
  1. スイス・生産者輸入価格
  2. 日本市場・米国市場が祝日により休場

先週末の米国通貨は、11日金曜日に発表された米・生産者物価指数(PPI)が前年比で前月の1.7%から1.8%に0.1ポイント上振れたことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は148.403から149.278まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MAが下値サポートとして機能しており、日足では200EMA直下まで値が伸びている。

欧州通貨は、11日に発表された英・8月鉱工業生産が前年比で前月のマイナス1.2%からマイナス1.6%に悪化したにも関わらず、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は193.816から195.224まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿って上向いた。4時間足では20MAより上位に位置しており、日足では7営業日連続同一水準に位置している。

本日は、9:00にシンガポール・実質GDP、13:30にスウェーデン・予想価格動向、15:30に印・卸売物価指数、スイス・生産者輸入価格、17:00にチェコ・経常収支、21:00に印・消費者物価指数、フィリピン・経常収支、メキシコ・消費者信頼感指数、22:00に露・貿易収支、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:00に米・ウォラーFRB理事の発言、30:00に韓・輸出入物価上昇率がある予定だ。米PPI後に上昇した米ドル円の上値余地を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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