独CPI軟化にて上値が重いユーロの方向性に注意か
2024.10.01
- スイス・製造業PMI
- 米・JOLTS求人
前日の米国通貨は、加ドルが米国時間で強含んだ。加ドル円は104.857から106.343まで反発。時間足RSIが売られすぎラインの30から62まで上昇した。4時間足ではレジスタンスラインの200SMAをすでに上抜けており、日足では下値を切り上げる状況に入りつつある。このまま加ドルの勢力が維持されていくのか、欧州時間での値動きに注意したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・9月消費者物価指数が、前年比で前月の1.9%から1.6%に低下したことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.1209から1.1113まで低下。時間足20MA上位から下位へと急降下した。4時間足では未だに上値を切り上げているものの日足では上ヒゲ陰線が連続しているため、米国時間でのユーロの軟化に警戒したい。
本日は、8:30に日・雇用統計、8:50に日・日銀短観、9:00に韓・貿易収支、9:30にインドネシア・製造業PMI、16:30にスイス・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・消費者物価指数(HICP)、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM製造業景気指数、米・JOLTS求人、24:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、24:10に米・クックFRB理事の発言、24:15にスイス・シュレーダーSNB新総裁の発言がある予定だ。独CPI軟化にて上値が重いユーロの方向性に注意したい。
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