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自民党総裁選結果にて1日で6円弱変動したポンド円の値動きに注意か

相場レポート

自民党総裁選結果にて1日で6円弱変動したポンド円の値動きに注意か

自民党総裁選結果にて1日で6円弱変動したポンド円の値動きに注意か
本日のポイント
  1. 日・住宅着工件数
  2. 独・小売売上高

先週末の米国通貨は、27日に発表された米・9月ミシガン大消費者信頼感指数が、前月の69.0から70.1に回復し市場予想を上振れたことで、米ドルが対ユーロでわずかに上昇した。ユーロ米ドルは1.1202から1.1125まで下落。時間足20MAを跨いでの値動きとなった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σタッチでの反落となっている。

欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。自民党総裁選結果により円全面高ということもあったが、ポンド円は195.960から190.021まで6円弱下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-3σまで急落した。週足ではRSIが49から再びの下降傾向になりつつあるため、月末最終日のポンドの値動きに警戒したいところだ。

本日の指標は、8:50に日・小売業販売額、日・鉱工業生産、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、10:30に中・製造業/サービス業PMI、14:00に日・住宅着工件数、15:00に独・小売売上高、英・実質GDP、16:00にスイス・KOF先行指数、タイ・経常収支、21:00に独・消費者物価指数、南ア・貿易収支、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、26:55に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。自民党総裁選結果にて1日で6円弱変動したポンド円の値動きに十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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