自民党総裁選結果にて1日で6円弱変動したポンド円の値動きに注意か

2024.09.30
- 日・住宅着工件数
- 独・小売売上高
先週末の米国通貨は、27日に発表された米・9月ミシガン大消費者信頼感指数が、前月の69.0から70.1に回復し市場予想を上振れたことで、米ドルが対ユーロでわずかに上昇した。ユーロ米ドルは1.1202から1.1125まで下落。時間足20MAを跨いでの値動きとなった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σタッチでの反落となっている。
欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。自民党総裁選結果により円全面高ということもあったが、ポンド円は195.960から190.021まで6円弱下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-3σまで急落した。週足ではRSIが49から再びの下降傾向になりつつあるため、月末最終日のポンドの値動きに警戒したいところだ。
本日の指標は、8:50に日・小売業販売額、日・鉱工業生産、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、10:30に中・製造業/サービス業PMI、14:00に日・住宅着工件数、15:00に独・小売売上高、英・実質GDP、16:00にスイス・KOF先行指数、タイ・経常収支、21:00に独・消費者物価指数、南ア・貿易収支、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、26:55に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。自民党総裁選結果にて1日で6円弱変動したポンド円の値動きに十分注意したい。
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