loading
search

最弱通貨となった米ドルの下値余地に要注目か

相場レポート

最弱通貨となった米ドルの下値余地に要注目か

最弱通貨となった米ドルの下値余地に要注目か
本日のポイント
  1. 日・東京都区部消費者物価指数
  2. 独・ナーゲル独連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・8月耐久財受注が、前月の9.8%から0.0%に大幅低下したことで、米ドルが米国時間で軟化した。ポンド米ドルは1.3312から1.3435まで上昇。時間足20MA下位から上位へと邁進した。4時間足でも同様の値動きが見られ、日足では下降していたRSIが再び70直下へと舞い戻った。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1125から1.1189まで上昇。時間足200EMAが下値サポートとして機能しており、ボリンジャーバンド+3σまで上昇している。日足では10MAに沿っての緩やかな上昇が継続しているため、欧州時間でもユーロが対米ドルで躍進するのか注目したい。

本日は、8:30に日・東京都区部消費者物価指数、14:00に日・景気先行CI指数、15:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、仏・消費者支出、16:00にトルコ・貿易収支、トルコ・経済信頼感、16:55に独・失業率、19:00に英・CBI流通取引調査、20:15に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22:30に米・クーグラーFRB理事の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。最弱通貨となった米ドルの下値余地に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.10.18New

    米国時間での重なる要人発言による価格変動に警戒か

  2. 2024.10.17New

    加・住宅着工件数好調で上昇した加ドルの方向性に注目か

  3. 2024.10.16New

    最強通貨となった日本円の上伸性を静観か

  4. 2024.10.15New

    PPIにて上値が重くなったスイスフランの下値余地に警戒か

  5. 2024.10.14New

    米PPI後に上昇した米ドル円の上値余地を静観か

  6. 2024.10.11

    上値が重いユーロ円の下値余地に要警戒か

  7. 2024.10.10

    上昇している米ドルの上値余地がCPIにて変化するのか注視か

  8. 2024.10.09

    米FOMC議事録公表により米ドルの上値が変化するのか静観か

  9. 2024.10.08

    米国時間で軟化した加ドルの下値余地に要注意か

  10. 2024.10.07

    米雇用統計好調にて急騰した米ドルの上伸性を静観か