反発している米ドル円が勢力を維持するのか要注意か
2024.09.17
- 米・小売売上高
- 加・消費者物価指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月NY連銀製造業景気指数が、前月のマイナス4.7%からプラス11.5と大幅改善したことで、米ドル円が下げ止まった。米ドル円は4日続落していたものの139.578で反発。時間足20MAを跨いでの値動きとなった。4時間足ではボリンジャーバンド-2σから中心線に向けて反発しており、日足でも同様の値動きとなっている。
欧州通貨は、昨日発表された欧・7月貿易収支が、季節調整済で前月の175億ユーロから155億ユーロとなったことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1074から1.1137まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿っての上昇トレンドとなった。日足では大陽線が出現しているため、欧州時間での継続した上昇に注目したい。
本日は、13:00にインドネシア・貿易収支、13:30に日・第3次産業活動指数、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に米・小売売上高、加・消費者物価指数、22:15に米・鉱工業生産、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、26:00に米・20年債入札がある予定だ。反発している米ドル円が勢力を維持するのか、慎重に見極めたい。
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