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拮抗しているユーロ米ドルの方向性に注意か

相場レポート

拮抗しているユーロ米ドルの方向性に注意か

拮抗しているユーロ米ドルの方向性に注意か
本日のポイント
  1. 英・ライトムーブ住宅価格
  2. 欧・貿易収支

先週末の米国通貨は、対ユーロで行って来いとなった。ユーロ米ドルは1.1067から1.1102の間で拮抗。時間足では20MAを跨いでの推移となり、4時間足ではボリンジャーバンド+2σ付近での停滞となった。日足では20MA下位から上位へと移行しており、RSIが中間値の50から上向いているため、ユーロが対米ドルで上昇するのか注目したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。ポンド円は186.180から184.412まで下落。時間足20MAに上値を抑えられての下落となった。4時間足では20MAタッチからの反落となっており、日足ではボリンジャーバンド-2σに沿ってのバンドウォークが確認されている。このままポンドが対円で下伸するのか、欧州時間での値動きに注意したい。

本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、15:30に印・卸売物価指数、スイス・生産者物価指数、18:00に欧・貿易収支、21:30に加・製造業生産高、21:30に米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数がある予定だ。拮抗しているユーロ米ドルの方向性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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