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米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を注視か

相場レポート

米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を注視か

米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を注視か
本日のポイント
  1. 仏・消費者物価指数
  2. 欧・鉱工業生産

前日の米国通貨は、昨日発表された米・8月生産者物価指数(PPI)が前年比で前月の2.2%から1.7%となり、食品とエネルギーを除くコア指数が2.4%ステイとなったことで、米ドルが対円でわずかに下落した。米ドル円は143.039から141.720まで下落。時間足75MA付近から低下した。日足では10MAに上値をレジストされているため、米国時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、ポンドが対円でわずかに上昇した。ポンド円は185.278から186.728まで上昇。時間足20MAを跨いでの値動きが見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入り、日足でも同様の値動きとなった。欧州時間でポンドが下値を固めるのか、慎重に判断したいところだ。

本日の指標は、13:30に日・鉱工業生産、13:50に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に欧・鉱工業生産、18:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:30に加・卸売売上高、米・輸出入物価指数、21:30に加・設備稼働率、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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