米CPIが市場予想通り2.6%まで低下するのか急激な値動きに警戒か

2024.09.11
- 米・消費者物価指数
- 米・週間原油在庫
前日の米国通貨は、米ドルが対円で弱含んだ。米ドル円は143.706から142.209まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-2σまで低下した。4時間足では20MA直下からの下落となっており、日足では10MAタッチにより反落している。本日の米CPIにて米ドルのさらなる軟化が見られるのか、慎重に静観したい。
欧州通貨は、昨日発表された英・8月雇用統計にて、失業率が前月の4.7%と変わらなかったことで、ポンドが対米ドルで往って来いとなった。ポンド米ドルは1.3048から1.3107の間で推移。時間足20MAを跨いでの値動きとなった。4時間足では20MAが上値抵抗帯として機能しており、日足ではRSI70オーバーからの低下が継続している。
本日の指標は、6:05にNZ・シルクRBNZ総裁補佐の発言、8:00に韓・雇用統計、9:20に豪・ハンターRBA総裁補佐の発言、10:00に米・大統領選候補者テレビ討論会、15:00に英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、英・GDP、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にメキシコ・鉱工業生産、21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札がある予定だ。米CPIが市場予想通り2.6%まで低下するのか、発表後の急激な値動きに警戒したい。
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