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米CPI前日の米ドルの値動きを静観か

相場レポート

米CPI前日の米ドルの値動きを静観か

米CPI前日の米ドルの値動きを静観か
本日のポイント
  1. 独・消費者物価指数
  2. 米・バーFRB理事の発言

前日の米国通貨は、明日の米CPI発表を控えた米ドルが対円で下落した。米ドル円は141.963から143.795まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで反発した。4時間足ではすでにボリンジャーバンド中心線まで回帰しており、日足ではRSIが37まで回復している。明日の米CPI発表を前に、まずは米国時間での要人発言に注意したい。

欧州通貨は、本日の独・CPI発表を控えたユーロが、対米ドルで軟化した。ユーロ米ドルは1.1090から1.1030まで下落。時間足10MAに沿ってのダウントレンドとなった。4時間足では200EMA付近まで値を下げており、日足では20MAをすでに下抜けている。このままユーロが対米ドルで軟化し続けるのか、方向性に注意したい。

本日は、7:45にNZ・製造業活動、8:50に日・マネーストック、9:30に豪・westpac消費者信頼感指数、10:00にフィリピン・貿易収支、10:30に豪・NAB企業景況感、13:00にマレーシア・鉱工業生産、15:00にノルウェー・消費者物価指数、独・消費者物価指数、英・ILO失業率、英・雇用統計、16:00にトルコ・鉱工業生産、20:00に南ア・製造業生産高、21:10に加・マックレムBOC総裁の発言、23:00に米・バーFRB理事の発言がある予定だ。米CPI前日の米ドルの値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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