欧HICP低下にて下落したユーロの反発余地を静観か

2024.09.02
- マレーシア・製造業PMI
- 日・第2四半期設備投資
先週末の米国通貨は、加ドルが米国時間で大きく上昇した。加ドル円は107.287から108.530まで上昇。時間足RSIが43から80まで急騰した。4時間足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が伸びており、週足では200EMA付近にてリバウンドが入っている。このまま加ドルが月初に勢力を維持していくのか、注目したい。
欧州通貨は、8月30日に発表された欧・8月消費者物価指数(HICP)の速報値が、前年比で前月の2.6%から0.4ポイント低下し2.2%となったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.1094から1.1044まで下落。時間足20MAPが上値抵抗帯となった。日足ではボリンジャーバンド+2σから中心線まで反落している状況だ。
本日は、8:50に日・第2四半期設備投資、9:30にインドネシア・製造業PMI、韓・製造業PMI、マレーシア・製造業PMI、10:30に豪・住宅建設許可、10:45に中・財新製造業PMI、13:00にインドネシア・消費者物価指数、15:30にスイス・製造業PMI、16:50に・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMIがある予定だ。欧HICP低下にて下落したユーロの反発余地を慎重に静観したい。
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