弱含んでいるスイスフランが月末に軟化するのか方向性に注意か
2024.08.30
- 欧・消費者物価指数
- 日・雇用統計
前日の米国通貨は、昨日発表された米・第2四半期GDPがPCEコアデフレータで前回値の2.9%から2.8%に低下したにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は144.225から145.552まで上昇。時間足20MAが下値支持線となり値が伸びた。4時間足でも同様の値動きとなっている一方、日足では10MAが上値レジスタンスとして停滞している。
欧州通貨は、スイスフランが最弱通貨となった。フラン円は172.263から170.746まで下落。時間足200SMA直下まで約150pips下落した。4時間足では200SMAが上値抵抗帯となり反落しており、週足では20MAより下位で下値を切り上げている。また、週足RSIは70超えから45まで低下しており、下降へのバッファがあるため、月初に向けての値動きに警戒したい。
本日は、7:45にNZ・住宅建設許可、8:00に韓・鉱工業生産、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、日・鉱工業生産、10:30に豪・小売売上高、15:45に仏・消費者物価指数、仏・実質GDP、仏・生産者物価指数、16:00にスイス・KOF先行指数、16:55に独・雇用統計、18:00に欧・消費者物価指数、21:30に加・実質GDP、21:30に米・PCEデフレータ、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。弱含んでいるスイスフランが月末に軟化するのか、方向性に注意したい。
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