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米要人発言にて強含んだ米ドルの方向性を注視か

相場レポート

米要人発言にて強含んだ米ドルの方向性を注視か

米要人発言にて強含んだ米ドルの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 南ア・生産者物価指数
  2. 米・卸売在庫

前日の米国通貨は、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁が「9月利下げを支持するためにさらなるデータ収集が必要だ」とし、利下げ時期について適切としつつも検討の含みを持たせたことで、米ドルが上昇した。米ドル円は143.673から145.049まで上昇。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。日足では10MAより下位水準で下落トレンド転換していないため、欧州時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、欧州時間から米国時間にかけてユーロが最弱通貨となった。ユーロ円は他のクロス円が上昇する中で下落。161.372から160.425まで低下した。時間足では75MAが上値抵抗帯となっており、4時間足では20MAがレジスタンスラインとして機能している。一方で日足では下ヒゲを残しつつあるため、米国時間でユーロが回復していくのか注視したい。

本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、10:00にNZ・ANZ企業信頼感、14:00に日・消費者態度指数、18:00に欧・消費者信頼感指数、18:30に南ア・生産者物価指数、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・経常収支、米・実質GDP、米・卸売在庫、米・新規失業保険申請件数、米・コアPCEデフレーター、23:00に米・中古住宅販売成約指数、25:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、26:00に米・7年債入札がある予定だ。米要人発言にて強含んだ米ドルの方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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