上値が重いユーロ円の下値余地に要警戒か
2024.08.28
- 欧・マネーサプライ
- 米・週間原油在庫
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで小幅に下落した。ユーロ米ドルは1.1149から1.1189まで上昇。時間足75MAが下値サポートとなり反発が入った。4時間足では20MAタッチからの反発が入っており、日足ではRSIが72まで上昇している。米国時間でも米ドルが弱含んでいくのか、強弱性に注意したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・第2四半期GDPが前年比でマイナス0.1%からプラス0.0%にリバイスアップしたにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は162.167から160.696まで低下。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では75MAが上値抵抗帯となっており、日足では200SMAタッチからの反落傾向が継続している最中だ。
本日の指標は、10:30に豪・消費者物価指数、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、14:15に米・ウォラーFRB理事の発言、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:00にトルコ・貿易収支、17:00に欧・マネーサプライ、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に英・マンMPC委員の発言、23:30に米・週間原油在庫、翌7:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。上値が重いユーロ円の下値余地に十分警戒したい。
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