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上値が重いユーロ円の下値余地に要警戒か

相場レポート

上値が重いユーロ円の下値余地に要警戒か

上値が重いユーロ円の下値余地に要警戒か
本日のポイント
  1. 欧・マネーサプライ
  2. 米・週間原油在庫

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで小幅に下落した。ユーロ米ドルは1.1149から1.1189まで上昇。時間足75MAが下値サポートとなり反発が入った。4時間足では20MAタッチからの反発が入っており、日足ではRSIが72まで上昇している。米国時間でも米ドルが弱含んでいくのか、強弱性に注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・第2四半期GDPが前年比でマイナス0.1%からプラス0.0%にリバイスアップしたにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は162.167から160.696まで低下。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では75MAが上値抵抗帯となっており、日足では200SMAタッチからの反落傾向が継続している最中だ。

本日の指標は、10:30に豪・消費者物価指数、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、14:15に米・ウォラーFRB理事の発言、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:00にトルコ・貿易収支、17:00に欧・マネーサプライ、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に英・マンMPC委員の発言、23:30に米・週間原油在庫、翌7:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。上値が重いユーロ円の下値余地に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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