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日本円に対し値動きが対照的となった米ドルとユーロの動向を注視か

相場レポート

日本円に対し値動きが対照的となった米ドルとユーロの動向を注視か

日本円に対し値動きが対照的となった米ドルとユーロの動向を注視か
本日のポイント
  1. 米・S&P/ケースシラー住宅価格
  2. 米・住宅価格指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月耐久財受注が、前月のマイナス6.7%からプラス9.9%に回復したことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は143.445から144.658まで上昇。時間足20MA下位から上位へと舞い戻った。一方で4時間足では依然20MAよりも下位での推移が継続しており、日足では今月16日からのダウントレンドが継続している状況だ。

欧州通貨は、昨日発表された独・8月IFO景況感指数が前月の87.0から86.6に低下したことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は161.501から160.506まで約1円低下。時間足20MA下位での推移となった。ただ本日のアジア時間では反発傾向が見られ、すでに161.876まで回復している。

本日は、8:50に日・企業向けサービス価格指数、15:00に独・実質GDP、17:30に香港・貿易収支、21:00にハンガリー・中銀政策金利と声明発表、メキシコ・貿易収支、22:00に米・住宅価格指数、米・S&P/ケースシラー住宅価格、23:00に米・コンファレンスボード消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、26:00に米・2年債入札がある予定だ。日本円に対し値動きが対照的となった米ドルとユーロの動向をじっくりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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