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反発回復しているスイスフランの上値余地に注目か

相場レポート

反発回復しているスイスフランの上値余地に注目か

反発回復しているスイスフランの上値余地に注目か
本日のポイント
  1. 欧・製造業/サービス業PMI
  2. 米・PMI購買担当者景気指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・MBA住宅ローン申請指数が前回の16.8%からマイナス10.1%となったことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は146.235から144.458まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAが上値抵抗帯となりレジストされており、日足でも同様の動きとなっている状況だ。

欧州通貨は、弱含んでいたスイスフランが回復した。フラン円は169.714から170.910まで上昇。時間足200SMAのレジスタンスラインを上抜けた。4時間足ではボリンジャーバンド-3σから+2σまで上昇しており、日足では200SMAのレジスタンスラインを上抜けるかの様相だ。欧州時間でこのままスイスフランが対円で強含んでいくのか注目したい。

本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、12:00にインドネシア・経常収支、13:00にマレーシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、15:00にノルウェー・実質GDP、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:30に米・新規失業保険申請件数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・中古住宅販売件数がある予定だ。反発回復しているスイスフランの上値余地に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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