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加CPI低下で下落した加ドル円の下伸に要警戒か

相場レポート

加CPI低下で下落した加ドル円の下伸に要警戒か

加CPI低下で下落した加ドル円の下伸に要警戒か
本日のポイント
  1. 英・公共部門ネット負債
  2. 米・MBA住宅ローン申請指数

前日の米国通貨は、昨日発表された加・7月消費者物価指数が、前年比で前月の2.7%から0.2ポイント低下し2.5%となったことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は108.050から106.454まで約160pips下落。時間足ボリンジャーバンド-3σをタッチした。4時間足では75MAがレジスタンスとなっているため、米国時間での続落に注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・7月生産者物価指数が前年比で前月のマイナス1.6%からマイナス0.8%に改善したにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は163.194から161.357まで低下。時間足200SMAのサポートラインを割り込んだ。4時間足では20MA上位から下位へと移行した状況だ。日足では20MAが上値抵抗帯となっているため、欧州時間での下伸に警戒したい。

本日の指標は、8:50に日・通関ベース貿易収支、9:30に豪・westpac景気先行指数、15:00に英・公共部門ネット負債、16:00にタイ・中銀政策金利、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・鉱工業製品価格、加・原料価格指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。加CPI低下で下落した加ドル円の下伸に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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