欧州時間での通貨強弱性に要注意か

2024.08.20
- 欧・消費者物価指数
- スウェーデン・政策金利
前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月景気先行指数が前月のマイナス0.2%からマイナス0.6%に悪化したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は148.056から145.176まで低下。時間足ボリンジャーバンド-3σに沿っての下落となった。4時間足では20MAからの下落が見られており、日足ではRSIが35まで低下している。
欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。ポンド円は191.613から188.249まで下落。時間足20MAから200SMA直下まで急落した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σまで低下している。ただ本日のアジア時間では回復傾向にあり、ポンドが強含んでいるため、欧州時間でのポンドの回復性に注目したい。
本日は、10:00に中・最優遇貸出金利、10:30に豪・RBA議事録公表、15:00に独・生産者物価指数、16:30にスウェーデン・政策金利、欧・経常収支、17:20に台湾・経常収支、18:00に欧・消費者物価指数、欧・建設業生産高、18:30にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に加・消費者物価指数、26:35に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、27:45に米・バーFRB議長の発言がある予定だ。欧州時間での通貨強弱性を慎重に見極めたい。
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