最弱通貨となった米ドルの回復性を注視か

2024.08.19
- マレーシア・貿易収支
- 日・機械受注
先週末の米国通貨は、16日に発表された米・7月住宅着工件数が前月の3.4%からマイナス4.0%に大幅悪化したことで、米ドルが米国時間で最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0967から1.1034まで上昇。時間足20MAに沿ってのトレンドが発生した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまで急伸している。
欧州通貨は、16日に発表された欧・6月貿易収支(季節調整済)が前月の123億ユーロから市場予想の135億ユーロを上振れ175億ユーロとなったにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は、163.853から162.277まで下落。時間足75MAのサポートサインを一時的に下抜けた。4時間足では20MAを下抜けているため、欧州時間での続落に注意したい。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、8:50に日・機械受注、11:30にタイ・実質GDP、13:00にマレーシア・貿易収支、22:15に米・ウォラーFRB理事の発言、23:00に米・景気先行指数、翌6:00に韓・消費者信頼感指数、7:45にNZ・貿易収支がある予定だ。最弱通貨となった米ドルの回復性を慎重に見極めたい。
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