独ZEW景況感悪化でも上昇しているユーロの動向を静観か
2024.08.14
- 米・消費者物価指数
- 仏・消費者物価指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月生産者物価指数が前年比で前月の2.6%から2.2%へ約0.4ポイント低下したことで、米ドルが米国時間で最弱通貨となった。米ドル円は147.955から146.564まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では直近高値に当てたフィボナッチリトレースメントの38.2%水準を停滞している。
欧州通貨は、昨日発表された独・8月ZEW景況感指数が前月の41.8から市場予想の34.2を大幅に下振れ19.2となったにも関わらず、ユーロが対円で強含んだ。ユーロ円は160.616から161.815まで上昇。時間足ボリンジャーバンドの中心線を緩やかに上向けた。日足ではレジスタンスとなっている10MAラインを突破しようとしている最中だ。
本日は、8:00に韓・雇用統計、11:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、12:00にNZ・オアRBNZ総裁の記者会見、15:00にスウェーデン・消費者物価指数、英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、15:30に印・卸売物価指数、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に欧・実質GDP、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。独ZEW景況感悪化でも上昇しているユーロの動向を慎重に静観したい。
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