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独ZEW景況感悪化でも上昇しているユーロの動向を静観か

相場レポート

独ZEW景況感悪化でも上昇しているユーロの動向を静観か

独ZEW景況感悪化でも上昇しているユーロの動向を静観か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 仏・消費者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月生産者物価指数が前年比で前月の2.6%から2.2%へ約0.4ポイント低下したことで、米ドルが米国時間で最弱通貨となった。米ドル円は147.955から146.564まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では直近高値に当てたフィボナッチリトレースメントの38.2%水準を停滞している。

欧州通貨は、昨日発表された独・8月ZEW景況感指数が前月の41.8から市場予想の34.2を大幅に下振れ19.2となったにも関わらず、ユーロが対円で強含んだ。ユーロ円は160.616から161.815まで上昇。時間足ボリンジャーバンドの中心線を緩やかに上向けた。日足ではレジスタンスとなっている10MAラインを突破しようとしている最中だ。

本日は、8:00に韓・雇用統計、11:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、12:00にNZ・オアRBNZ総裁の記者会見、15:00にスウェーデン・消費者物価指数、英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、15:30に印・卸売物価指数、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に欧・実質GDP、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。独ZEW景況感悪化でも上昇しているユーロの動向を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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