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対円で上昇したユーロの米国時間での上伸性に注目か

相場レポート

対円で上昇したユーロの米国時間での上伸性に注目か

対円で上昇したユーロの米国時間での上伸性に注目か
本日のポイント
  1. 独・ZEW景況感指数
  2. 米・NFIB中小企業楽観指数

前日の米国通貨は、昨日加・6月住宅建設許可が発表され、前月のマイナス12.2%からマイナス13.9%に悪化したことで、加ドルが日本円に次いで弱含んだ。米ドル加ドルは1.3716から1.3747まで上昇。時間足20MA下位から上位水準を回復した。4時間足では200SMAが下値サポートとなっており、日足ではRSI中間地点からの反発が見られるため、米国時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は160.070から161.948まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのキレイなトレンドが確認された。4時間足では20MAが下値支持線となっており、日足ではRSIが12から33まで回復している。このままユーロが対円で強含んでいくのか、米国時間での方向性を注視したい。

本日の指標は、9:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、10:30に豪・NAB企業系共感指数、15:00に英・雇用統計、日・工作機械受注、16:00にトルコ・住宅販売、トルコ・経常収支、18:00に独・ZEW景況感指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:30に米・生産者物価指数、26:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。対円で上昇したユーロの米国時間での上伸性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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