対円で上昇したユーロの米国時間での上伸性に注目か
2024.08.13
- 独・ZEW景況感指数
- 米・NFIB中小企業楽観指数
前日の米国通貨は、昨日加・6月住宅建設許可が発表され、前月のマイナス12.2%からマイナス13.9%に悪化したことで、加ドルが日本円に次いで弱含んだ。米ドル加ドルは1.3716から1.3747まで上昇。時間足20MA下位から上位水準を回復した。4時間足では200SMAが下値サポートとなっており、日足ではRSI中間地点からの反発が見られるため、米国時間での値動きに注目したい。
欧州通貨は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は160.070から161.948まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのキレイなトレンドが確認された。4時間足では20MAが下値支持線となっており、日足ではRSIが12から33まで回復している。このままユーロが対円で強含んでいくのか、米国時間での方向性を注視したい。
本日の指標は、9:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、10:30に豪・NAB企業系共感指数、15:00に英・雇用統計、日・工作機械受注、16:00にトルコ・住宅販売、トルコ・経常収支、18:00に独・ZEW景況感指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:30に米・生産者物価指数、26:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。対円で上昇したユーロの米国時間での上伸性に注目したい。
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