対円で軟化した米ドルの方向性を注視か
2024.08.12
- 印・消費者物価指数
- トルコ・雇用統計
先週末の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は147.876から146.284まで低下。時間足20MA上位から下位へと値を下げた。4時間足ではかろうじて20MAが下値サポートとして機能している。日足では依然RSIが30以下となっているため、欧州時間で米ドルが回復するのか注視したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で下落した。フラン円は170.489から169.309まで低下。時間足ボリンジャーバンド+2σに上値を抑えられる形で下落した。4時間足では20MAより下位に位置しているものの、本日のアジア時間で反発が入っており、日足では200SMA下位からの上昇が見られている。
本日の指標は、13:30にスウェーデン・予想動向価格、16:00にトルコ・雇用統計、チェコ・消費者物価指数、21:00に印・消費者物価指数、21:00にメキシコ・消費者信頼感指数、印・鉱工業生産、21:30に 露・貿易収支、24:30に米・6ヶ月債入札、27:00に米・財政収支の発表がある予定だ。対円で軟化した米ドルの方向性をじっくりと見極めたい。
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