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対円で軟化した米ドルの方向性を注視か

相場レポート

対円で軟化した米ドルの方向性を注視か

対円で軟化した米ドルの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 印・消費者物価指数
  2. トルコ・雇用統計

先週末の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は147.876から146.284まで低下。時間足20MA上位から下位へと値を下げた。4時間足ではかろうじて20MAが下値サポートとして機能している。日足では依然RSIが30以下となっているため、欧州時間で米ドルが回復するのか注視したい。

欧州通貨は、スイスフランが対円で下落した。フラン円は170.489から169.309まで低下。時間足ボリンジャーバンド+2σに上値を抑えられる形で下落した。4時間足では20MAより下位に位置しているものの、本日のアジア時間で反発が入っており、日足では200SMA下位からの上昇が見られている。

本日の指標は、13:30にスウェーデン・予想動向価格、16:00にトルコ・雇用統計、チェコ・消費者物価指数、21:00に印・消費者物価指数、21:00にメキシコ・消費者信頼感指数、印・鉱工業生産、21:30に 露・貿易収支、24:30に米・6ヶ月債入札、27:00に米・財政収支の発表がある予定だ。対円で軟化した米ドルの方向性をじっくりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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