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強含んだ米ドルが米国時間の指標発表により変化するのか静観か

相場レポート

強含んだ米ドルが米国時間の指標発表により変化するのか静観か

強含んだ米ドルが米国時間の指標発表により変化するのか静観か
本日のポイント
  1. 米・新規失業保険申請指数
  2. 米・実質GDP

前日の米国通貨は、米ドルが欧州時間から米国時間にかけて強含んだ。米ドル円は159.615から160.866まで約120pips上昇。今年高値を更新した。米ドル円は時間足10MAに沿っての上昇トレンドとなり、4時間足でも同様の値動きが見られた。日足ではRSIが70直下に位置しているため、欧州時間での調整の値動きに注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・7月GFK消費者信頼感指数が、前月のマイナス20.9からマイナス21.8となったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0717から1.0665まで下落。時間足20MAに沿っての価格推移となった。4時間足でも同様に20MAから値を下げており、日足では10MAが上値抵抗帯となっている。

本日は、8:50に日・対内/対外証券投資、10:00にNZ・ANZ企業信頼感、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、英・BOE金融安定報告書公表、18:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:00にメキシコ・貿易収支、21:30に米・新規失業保険申請指数、米・卸売在庫、米・実質GDP、米・耐久財受注、23:00に米・中古住宅販売件数、26:00に米・7年債入札がある予定だ。強含んだ米ドルが米国時間の指標発表により変化するのか、価格水準を静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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