独PMI悪化で下落したユーロの下値余地を注視か
2024.06.24
- 英・CBI動向
- メキシコ・消費者物価指数
先週末の米国通貨は、21日に発表された米・6月PMI購買担当者景気指数が製造業/サービス業ともに前月の値を上回ったことで、米ドルが米国時間で上昇した。米ドル円は158.678から159.812まで上昇。時間足20MAに下値をサポートされての上昇トレンドとなった。4時間足では10MAに沿って上昇しており、日足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が伸びている。
欧州通貨は、21日に発表された独・6月製造業/サービス業PMIの速報値が製造業/サービス業ともに前回値を下回ったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0720から1.0671まで下落。時間足20MAに上値を抑えられての価格低下となった。4時間足でも同様に20MAにタッチ後下落しているため、欧州時間での継続したユーロの軟化に警戒したい。
本日は、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況感指数、台湾・失業率、台湾・鉱工業生産、フィリピン・小売売上高、19:00に英・CBI動向、20:00にブラジル・消費者信頼感指数、21:00にメキシコ・消費者物価指数、23:30に 米・ダラス連銀製造業活動指数、24:30に米・6ヶ月債入札、26:30に加・マックレムBOC総裁の発言、27:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。独PMI悪化で下落したユーロの下値余地を慎重に注視したい。
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