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独PMI悪化で下落したユーロの下値余地を注視か

相場レポート

独PMI悪化で下落したユーロの下値余地を注視か

独PMI悪化で下落したユーロの下値余地を注視か
本日のポイント
  1. 英・CBI動向
  2. メキシコ・消費者物価指数

先週末の米国通貨は、21日に発表された米・6月PMI購買担当者景気指数が製造業/サービス業ともに前月の値を上回ったことで、米ドルが米国時間で上昇した。米ドル円は158.678から159.812まで上昇。時間足20MAに下値をサポートされての上昇トレンドとなった。4時間足では10MAに沿って上昇しており、日足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が伸びている。

欧州通貨は、21日に発表された独・6月製造業/サービス業PMIの速報値が製造業/サービス業ともに前回値を下回ったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0720から1.0671まで下落。時間足20MAに上値を抑えられての価格低下となった。4時間足でも同様に20MAにタッチ後下落しているため、欧州時間での継続したユーロの軟化に警戒したい。

本日は、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況感指数、台湾・失業率、台湾・鉱工業生産、フィリピン・小売売上高、19:00に英・CBI動向、20:00にブラジル・消費者信頼感指数、21:00にメキシコ・消費者物価指数、23:30に 米・ダラス連銀製造業活動指数、24:30に米・6ヶ月債入札、26:30に加・マックレムBOC総裁の発言、27:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。独PMI悪化で下落したユーロの下値余地を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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