クロス円の中でも方向感が分かれたユーロ円の動向を注視か

2024.06.25
- 加・消費者物価指数
- 米・コンファレンスボード消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は159.921から158.743まで下落。アジア時間の現在は159.375付近で推移している。時間足では20MA上位から下位へと価格を移行させている一方、4時間足では20MA上位の位置を維持している。日足ではRSIが70直下からの下降へと入りつつあるため、米国時間での下落が生じるのか注意したい。
欧州通貨は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は170.279から171.445まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では20MAからの切り返しが入っており、日足では6日連続陽線となっている。このまま欧州時間でもユーロの対円での上昇が継続するのか、方向性に注目したい。
本日は、9:30に豪・westpac消費者信頼感指数、13:00にマレーシア・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、17:30に香港・貿易収支、21:30に加・消費者物価指数、22:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、23:00に米・コンファレンスボード消費者信頼感指数、23:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:00に米・クックFRB理事の発言、26:15に独・ナーゲル独連銀総裁の発言がある予定だ。クロス円の中でも方向感が分かれたユーロ円の動向を慎重に静観したい。
過去の相場レポート
2025.03.14
大相場から一転、反落に入ったユーロ米ドルの下値余地に注意か
2025.03.13
米CPI低下も対円で上昇した米ドルの方向性に要注意か
2025.03.12
米JOLTS求人好調で上昇した米ドルの上値余地を注視か
2025.03.11
弱含んだポンドの回復が見られるのか米国時間での値動きに注目か
2025.03.10
対円で上昇したスイスフランの上値余地に注目か
2025.03.07
下落した米ドルが要人発言で変化するのか注視か
2025.03.06
大幅躍進となったユーロの上値余地に注目か
2025.03.05
米国時間での重なる指標発表による強弱性変化に要警戒か
2025.03.04
最強通貨となったユーロが米国時間にて続伸するのか継続性を注視か
2025.03.03
反発上昇を見せたポンド円の上値余地を静観か