SNB利下げで下落したスイスフランの回復性に注目か
2024.06.21
- 加・小売売上高
- 欧・製造業/サービス業PMI
前日の米国通貨は、昨日発表された米・フィラデルフィア連銀景況指数が前月の4.5から1.3へと大幅低下したにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は157.813から159.126まで上昇。4月29日以来の高値となった。日足ではRSIが70に届いておらずバッファがあるため、欧州時間での米ドルの上伸性に注意したい。
欧州通貨は、昨日発表されたスイス・SNB政策金利発表にて、市場予想通りの据え置きとならず、0.25%利下げし1.25%となったことで、スイスフランが対円で下落した。フラン円は179.060から177.655まで下落。時間足20MAを下抜けた。4時間足では20MAタッチで下げ止まっており、日足では依然10MAより上位での推移が継続している。
本日は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・消費者物価指数、14:00に印・製造業/サービス業PMI、15:00に英・小売売上高、15:45に仏・製造業/サービス業PMI、16:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に香港・経常収支、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:30に加・小売売上高、加・鉱工業生産、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数がある予定だ。SNB利下げで下落したスイスフランの回復性に注目したい。
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