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対ユーロで上昇した米ドルが上値水準を維持できるのか静観か

相場レポート

対ユーロで上昇した米ドルが上値水準を維持できるのか静観か

対ユーロで上昇した米ドルが上値水準を維持できるのか静観か
本日のポイント
  1. ノルウェー・消費者物価指数
  2. トルコ・経常収支

先週末の米国通貨は、米・5月雇用統計にて非農業部門雇用者数と平均時給が増加したことで、米ドルが最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0901から1.0800まで下落。時間足20MAより上位から200SMAを下抜けた。4時間足では先々週の直近安値に並ぶ水準まで弱含んでおり、日足では200EMA直下に位置している。

欧州通貨は、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は198.396から199.805まで上昇。一時的に時間足200SMAを上抜けた。4時間足では20MAより上位で推移しており、日足では20MAが下値サポートとなり反発している。日足RSIも下降からの反発が見られているため、欧州時間でのポンドの上昇に注目したい。

本日の指標は、8:50に日・国際収支、日・第1四半期GDP2次速報値、13:00にマレーシア・鉱工業生産、14:00に日・景気ウォッチャー調査、15:00にノルウェー・消費者物価指数、16:00にトルコ・雇用統計、トルコ・鉱工業生産、トルコ・経常収支、18:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札がある予定だ。対ユーロで上昇した米ドルが上値水準を維持できるのか、方向性を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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