カナダCPIとECB総裁発言で方向感を探る展開か
2026.06.22
- カナダ5月消費者物価指数(CPI)
- ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言
19日の米国通貨は、カナダ4月小売売上高が前月比0.5%と増加した一方、ガソリンスタンドや自動車関連を除いたコア小売売上高が減少し、カナダの個人消費への慎重な見方が意識された。加ドルは対米ドルで売られ、USDCADは一時1.4180台まで上昇し、加ドルは14カ月ぶりの安値圏で推移した。足元では1.4200付近が上値抵抗として意識されやすく、下側では1.4100から1.4050付近を維持できるかが焦点となりそうだ。本日はカナダ5月消費者物価指数(CPI)が予定されており、前月比0.8%、前年同月比3.0%の予想に対して結果が上振れれば加ドルの買い戻し、下振れれば加ドル売りやUSDCADの上昇圧力につながるか見極めたい。
欧州通貨は、英国5月小売売上高が前月比1.2%と市場予想を上回り、個人消費の底堅さが意識されたことで、ポンドが対ドルで持ち直す場面があった。ただし、前週のイングランド銀行(BOE)会合後の慎重な政策姿勢やFOMC後の米ドル高が重しとなり、上値は限られた。ポンドドルは1.3200台前半から1.3230台まで反発したものの、1.3300付近では戻り売りも意識されやすい。下側では1.3200から1.3150付近が支持帯となるかが焦点となりそうだ。本日は欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁発言とユーロ圏6月消費者信頼感指数・速報値が予定されており、ユーロとポンドの対ドルでの方向感を確認したい。
本日の指標は、21:30のカナダ5月消費者物価指数(CPI)、22:00のラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言、23:00のユーロ圏6月消費者信頼感指数・速報値が中心となる。米国では主要指標が限られるため、前週から続く米ドル高の持続性に加え、カナダCPIを受けた加ドルの反応、ECB総裁発言とユーロ圏消費者信頼感を受けたユーロの反応を丁寧に見極めたい。
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