欧米PMIでドル円161円台とユーロの行方を探る展開か
2026.06.23
- ユーロ圏・英国6月購買担当者景気指数(PMI、速報値)
- 米国6月購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前日の米国通貨は、カナダ5月消費者物価指数(CPI)が前月比1.0%、前年同月比3.2%と市場予想を上回り、カナダのインフレ再加速が意識された。加ドルはCPIを受けて下げ渋ったものの、FOMC後の米ドル高基調もあり、USDCADは一時1.4190台まで上昇した。ドル円は東京市場で161.32円から161.76円のレンジで推移し、17:00時点では161.70円台となった。足元では161.50付近を維持できるかが焦点で、上側では162.00付近、下側では161.00から160.50付近が意識されやすい。本日は米国6月PMI速報値が予定されており、米ドルの高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏6月消費者信頼感指数・速報値が-17.7と前月の-19.0から改善し、消費者心理の持ち直しが意識された。一方、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁はインフレの二次的影響への懸念を抑える見方を示しており、追加利上げ観測は一方向に強まりにくい状況となった。ユーロドルは東京市場で1.1445から1.1473のレンジで推移し、17:00時点では1.1440台後半となった。上側では1.1480から1.1500付近、下側では1.1440から1.1400付近が意識されやすく、1.1450近辺を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はユーロ圏、英国、米国のPMI速報値が予定されており、欧州時間からNY時間にかけてユーロとポンドの対ドルでの反応を確認したい。
本日の指標は、14:00のシンガポール5月消費者物価指数(CPI)、15:45のフランス6月企業景況感指数、16:15のフランス6月製造業・サービス部門PMI速報値、16:30のドイツ6月製造業・サービス部門PMI速報値、17:00のユーロ圏6月製造業・サービス部門PMI速報値、17:30の英国6月製造業・サービス部門PMI速報値、22:45の米国6月製造業・サービス部門・総合PMI速報値、23:00の米国6月リッチモンド連銀製造業指数が中心となる。特に欧米のPMIは景気の強弱を確認する材料となりやすく、米ドル、円、ユーロ、ポンドの方向感を丁寧に見極めたい。
過去の相場レポート
2026.08.24
米財政懸念で上値の重いドル円は159円台を回復できるか
2026.08.21
米指標で反発したドル円は159円台を維持できるか
2026.08.20
急落したドル円は158円台を維持できるか
2026.08.19
FOMC議事要旨控えドル円は159円台の方向感を探るか
2026.08.18
米住宅指標控えドル円は160円に迫るか
2026.08.17
弱い米小売売上高後のドル円は159円付近の攻防が続くか
2026.08.14
米小売売上高控えドル円は159円台で方向感を探るか
2026.08.13
米PPI控えドル円は160円を試すか
2026.08.12
米CPIがドル円159円台の行方を左右するか
2026.08.10
米雇用統計後のドル円は158円台を維持できるか
