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最強通貨となったスイスフランの上伸性に注目か

相場レポート

最強通貨となったスイスフランの上伸性に注目か

最強通貨となったスイスフランの上伸性に注目か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. メキシコ・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは75.7ドルまで上昇。天然ガスも同様に上昇となり、2.8ドル付近での推移となった。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が上昇し、唯一下落したパラジウムは前日から1.4%下落し、931ドル台まで値を下げている。

為替市場は、スイスフランが米国時間で最強通貨となった。フラン円は174.402から175.363まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では10MAより上位に位置しており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認されている。このまま欧州時間でも価格を伸ばしていくのか、スイスフランの方向性に注目したい。

本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、12:30にタイ・消費者物価指数、13:30に印・中銀政策金利、14:00に日・景気動向指数、15:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、18:00に欧・実質GDP、21:00にメキシコ・消費者物価指数、21:30に米・雇用統計、加・雇用統計、加・設備稼働率、23:00に米・卸売在庫、23:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、25:00に米・クックFRB理事の発言が予定されている。最強通貨となったスイスフランの上伸性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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