米住宅指標と独IFOでユーロの強さを探る展開か
2026.06.24
- ドイツ6月IFO企業景況感指数
- 米国5月新築住宅販売件数
前日の米国通貨は、米6月購買担当者景気指数(PMI、速報値)で製造業PMIが55.7と前月の55.1から上昇し、2022年5月以来の高水準となった。総合PMIも52.2と前月の51.5から改善し、米景気の底堅さと年内追加利上げ観測が意識されたことで、米ドルは主要通貨に対して強含んだ。ドル円は東京市場で161.33円から161.74円のレンジで推移し、17:00時点では161.40円台後半となった。足元では161.50付近を維持できるかが焦点で、上側では162.00付近、下側では161.00から160.50付近が意識されやすい。本日は米1-3月期経常収支と米5月新築住宅販売件数が予定されており、米ドルの高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏6月総合PMI速報値が49.5と前月の48.5から改善したものの、景気拡大・縮小の分かれ目となる50を下回り、域内景気への慎重な見方が残った。特にドイツでは総合PMIが48.0へ低下し、サービス部門の弱さが重しとなったことで、ユーロは対ドルで上値の重い推移となった。ユーロドルは東京市場で1.1410から1.1438のレンジで推移し、17:00時点では1.1410台前半となった。上側では1.1450から1.1480付近、下側では1.1400から1.1380付近が意識されやすく、1.1400近辺を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はドイツ6月IFO企業景況感指数が予定されており、欧州時間のユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、08:50の日本5月企業向けサービス価格指数、10:30のオーストラリア5月消費者物価指数(CPI)、15:40の植田和男日銀総裁発言(氷見野副総裁代読)、17:00のドイツ6月IFO企業景況感指数、20:00の米国MBA住宅ローン申請指数、21:30の米国1-3月期経常収支、23:00の米国5月新築住宅販売件数が中心となる。特に欧州時間はドイツIFO、NY時間は米経常収支と住宅関連指標が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロの方向感を丁寧に見極めたい。
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