米PCE後のドル円161円台後半とユーロドル1.13ドル台を見極める展開か
2026.06.26
- 米国5月卸売在庫
- 米国6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前日の米国通貨は、米5月個人消費支出(PCEデフレーター)が前年同月比4.1%、コアPCEデフレーターが前年同月比3.4%となり、インフレの高止まりが確認された。一方、内容がおおむね市場予想に沿ったことで、米ドルは高値圏ながら上値を追いにくい展開となった。ドル円は東京市場で161.56円から161.90円のレンジで推移し、17:00時点では161.80円台前半となった。足元では162.00の節目を前に上値の重さも意識されやすく、下側では161.50から161.00付近が支持帯となるかが焦点となりそうだ。本日は米5月卸売在庫と米6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値が予定されており、米ドルの高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ドイツ7月GfK消費者信頼感調査が-29.2と前月改定値の-29.7から小幅に改善したものの、市場予想を下回り、個人消費への慎重な見方が残った。米ドルがPCE後にやや上値を抑えられたことでユーロは下げ渋ったが、ユーロドルは1.13ドル台半ばで上値の重い推移となった。東京市場では1.1346から1.1370のレンジで推移し、17:00時点では1.1360付近となった。上側では1.1370から1.1400付近、下側では1.1350から1.1320付近が意識されやすく、1.1350近辺を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日は欧州の主要指標が限られるため、米指標を受けた対ドルでの反応を確認したい。
本日の指標は、08:30の日本6月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食品除く)、21:00のメキシコ5月貿易収支、21:30の米国5月卸売在庫、23:00の米国6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値が中心となる。米PCE後にドル買いの勢いが一服するか、またミシガン大学指数で消費者心理とインフレ期待に変化が出るかを確認しながら、米ドル、円、ユーロの方向感を丁寧に見極めたい。
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