米指標後のドル円161円台とユーロの戻りを見極める展開か
2026.06.29
- ユーロ圏6月経済信頼感
- ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言
前営業日の米ドルは、米6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値が49.5と前月の44.8から改善し、消費者心理の持ち直しが確認された。一方で、米指標後はドル買いの勢いが一服したものの、中東情勢への警戒や米金利の高止まり観測を背景に、高値圏で推移した。ドル円は東京市場で161.54円から161.85円のレンジで推移し、17:00時点では161.60円台前半となった。足元では161.50付近を維持できるかが焦点で、上側では162.00付近、下側では161.00から160.50付近が意識されやすい。本日は米国の主要指標が限られるため、前週から続く米ドル高と円安基調が継続するか見極めたい。
欧州通貨は、米PCE後に米ドルの上値がやや抑えられたことで、ユーロが対ドルで下げ渋った。ユーロドルは東京市場で1.1355から1.1388のレンジで推移し、17:00時点では1.1380台半ばとなった。ただし、ドル指数は高値圏を維持しており、ユーロドルは1.13ドル台後半で戻りを試す展開にとどまっている。上側では1.1400から1.1430付近、下側では1.1350から1.1320付近が意識されやすく、1.1400を明確に上回れるかが目先の焦点となりそうだ。本日はユーロ圏6月経済信頼感と消費者信頼感・確定値、ラガルドECB総裁発言が予定されており、欧州時間のユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、08:50の日本5月小売業販売額と百貨店・スーパー販売額、17:30の英国5月消費者信用残高とマネーサプライM4、18:00のユーロ圏6月経済信頼感と消費者信頼感・確定値、26:30のラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言が中心となる。米国では主要指標が限られるため、欧州時間のユーロ圏景況感指標と英国金融関連指標、深夜のECB総裁発言を受けたユーロとポンドの対ドルでの反応を丁寧に見極めたい。
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