米指標と独CPIでドル円162円台を見極める展開
2026.06.30
- ドイツ6月消費者物価指数(CPI、速報値)
- 米国6月消費者信頼感指数・5月JOLTS求人件数
前日の米国通貨は、米金利高止まり観測と日米金利差が意識され、米ドルが対円で底堅く推移した。ドル円は東京市場で161.72円から161.88円のレンジで推移し、17:00時点では161.80円台前半となった。その後も円安圧力は残り、ドル円は162円台前半まで上昇する場面が見られた。上側では162.50付近、下側では162.00から161.50付近が意識されやすく、円安進行に対する当局警戒にも注意したい。本日は米6月消費者信頼感指数と5月JOLTS求人件数が予定されており、米景気と労働市場の確認を受けてドル円の高値圏推移が続くか見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏6月経済信頼感指数が95.0と前月から上昇し、域内景況感の持ち直しが意識された。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は、ユーロ圏経済の耐性が高まっているとの見方を示しており、今後の利上げ判断を巡る発言内容が意識されやすい状況となった。一方、米ドル高の流れが重しとなり、ユーロドルは東京市場で1.1382から1.1414のレンジで推移し、17:00時点では1.1400付近となった。上側では1.1420から1.1450付近、下側では1.1380から1.1350付近が意識されやすく、1.1400近辺を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はドイツ6月消費者物価指数(CPI、速報値)とドイツ6月失業率が予定されており、欧州時間のユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、15:45のフランス6月消費者物価指数(CPI、速報値)と5月生産者物価指数(PPI)、16:00のスイス6月KOF景気先行指数、16:55のドイツ6月失業者数と失業率、21:00のドイツ6月消費者物価指数(CPI、速報値)、21:30のカナダ4月月次国内総生産(GDP)、22:00の米国4月ケース・シラー住宅価格指数、22:45の米国6月シカゴ購買部協会景気指数、23:00の米国6月消費者信頼感指数と5月JOLTS求人件数が中心となる。特に欧州時間はドイツCPI、NY時間は米消費者信頼感とJOLTS求人件数が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロの方向感を丁寧に見極めたい。
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