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欧・5月HICPが上昇したユーロの上伸性に注目か

相場レポート

欧・5月HICPが上昇したユーロの上伸性に注目か

欧・5月HICPが上昇したユーロの上伸性に注目か
本日のポイント
  1. スイス・製造業PMI
  2. 米・PMI購買担当者景気指数

先週末の米国通貨は、5月31日に発表された加・第1四半期GDPが前回値の1.0%から1.7%に回復したことで、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は114.442から115.484まで上昇。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまで価格が急騰しているため、米国時間での調整の値動きに警戒したい。

欧州通貨は、先週末に発表された欧・5月消費者物価指数(HICP)が前年比で前月の2.4%から2.6%に上昇したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は169.443から170.761まで上昇。時間足200SMA下位から上位に帰り咲いた。4時間足では75MAが下値サポートとなり反発しており、日足では20MAに沿っての上昇が継続しているため、欧州時間での続伸性に注目したい。

本日の指標は、8:50に日・設備投資、9:30にインドネシア・製造業PMI、韓・製造業PMI、10:45に中・財新製造業PMI、13:00にインドネシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、16:00にトルコ・生産者物価指数、トルコ・消費者物価指数、16:30にスイス・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・建設支出、米・ISM製造業景気指数がある予定だ。欧・5月HICPが上昇したユーロの上伸性を、注意深く見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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