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第1四半期GDP(改定値)の低下で弱含んでいる米ドルの回復性に注目か

相場レポート

第1四半期GDP(改定値)の低下で弱含んでいる米ドルの回復性に注目か

第1四半期GDP(改定値)の低下で弱含んでいる米ドルの回復性に注目か
本日のポイント
  1. 加・実質GDP
  2. 欧・消費者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・第1四半期GDPの改定値が前回の1.6%から1.3%に低下したことで、米ドルが米国時間で弱含んだ。米ドル円は157.668から156.370まで下落。4時間足75MAラインまで価格が落ちた。日足では10MAを下回っているものの、依然20MAより上位に位置しているため、米国時間での回復性に注目したい。

欧州通貨は、昨日発表されたスイス・第1四半期GDPが前年比で前回値の0.6%と変わらなかったことで、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は171.841から173.797まで約2円上昇。今月高値を大きく更新した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってバンドウォークをしており、日足では6日続伸している。

本日の指標は、8:00に韓・鉱工業生産、8:30に日・東京消費者物価指数、日・雇用統計、8:50に日・鉱工業生産、10:30に中・製造業/サービス業PMI、15:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、17:30に英・消費者信用残高、18:00に欧・消費者物価指数、21:00に印・実質GDP、南ア・貿易収支、21:30に加・実質GDP、米・PCEデフレータ、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数がある予定だ。第1四半期GDP(改定値)の低下で弱含んでいる米ドルの回復性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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