続伸しているユーロの上値余地を注視か
2024.05.29
- 独・GFK消費者信頼感指数
- 米・MBA住宅ローン申請指数
前日の米国通貨は、米ドルの上値が終日重くなった。ポンド米ドルは1.2762から1.2800まで上昇。時間足20MAに支えられての推移となった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿って推移している。日足でも同様の推移となっており、RSIが70直下となっているため、欧州時間での反落の値動きに警戒したいところだ。
欧州通貨は、昨日発表された独・4月卸売物価指数が前年比で前月のマイナス3.0%からマイナス1.8%に改善したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は170.169から170.797まで上昇。時間足20MAをまたいでの推移となった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認されており、日足では10MAより上位で価格が移行しているため、欧州時間での続伸性を注視したい。
本日は、9:30に豪・westpac先行指数、10:00にNZ・企業信頼感指数、10:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・消費者態度指数、15:00に独・GFK消費者信頼感指数、スウェーデン・小売売上高、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に欧・マネーサプライ、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:30にブラジル・財政収支、20:30に印・マネーサプライ、21:00に独・消費者物価指数、ブラジル・雇用統計、23:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)がある予定だ。続伸しているユーロの上値余地を慎重に見守りたい。
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