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続伸しているユーロの上値余地を注視か

相場レポート

続伸しているユーロの上値余地を注視か

続伸しているユーロの上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 独・GFK消費者信頼感指数
  2. 米・MBA住宅ローン申請指数

前日の米国通貨は、米ドルの上値が終日重くなった。ポンド米ドルは1.2762から1.2800まで上昇。時間足20MAに支えられての推移となった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿って推移している。日足でも同様の推移となっており、RSIが70直下となっているため、欧州時間での反落の値動きに警戒したいところだ。

欧州通貨は、昨日発表された独・4月卸売物価指数が前年比で前月のマイナス3.0%からマイナス1.8%に改善したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は170.169から170.797まで上昇。時間足20MAをまたいでの推移となった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認されており、日足では10MAより上位で価格が移行しているため、欧州時間での続伸性を注視したい。

本日は、9:30に豪・westpac先行指数、10:00にNZ・企業信頼感指数、10:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・消費者態度指数、15:00に独・GFK消費者信頼感指数、スウェーデン・小売売上高、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に欧・マネーサプライ、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:30にブラジル・財政収支、20:30に印・マネーサプライ、21:00に独・消費者物価指数、ブラジル・雇用統計、23:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)がある予定だ。続伸しているユーロの上値余地を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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