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今月高値を更新し続けているユーロ円の上伸性に注意か

相場レポート

今月高値を更新し続けているユーロ円の上伸性に注意か

今月高値を更新し続けているユーロ円の上伸性に注意か
本日のポイント
  1. 日・景気動向指数
  2. トルコ・製造業信頼感指数

先週末の米国通貨は、24日金曜日に発表された米・4月耐久財受注が前月の2.6%から0.7%に低下したことで、米ドルが米国時間で最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0805から1.0857まで上昇。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。4時間足では高値更新こそできていないものの20MAにしっかりと乗せているため、欧州時間での米ドルの軟化が見られるのか注視したい。

欧州通貨は、先週末に発表された独・第1四半期GDP(速報値)が前年比で前月のマイナス0.2%と変わらなかったことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は169.603から170.495まで上昇。時間足75MAからの反発が入った。4時間足では20MAに沿っての緩やかな上昇が継続しているため、米国時間で更なる高値更新が見られるのか注目したい。

9:05に日・日銀植田総裁の発言、11:05に日・内田日銀副総裁の発言、14:00に日・景気動向指数、15:00にノルウェー・労働力調査、16:00にトルコ・設備稼働率、トルコ・製造業信頼感指数、17:00に独・IFO景況感指数、フィリピン・失業率、17:30に香港・輸出入、22:00にイスラエル・基準金利、24:30に米・3ヶ月債入札がある予定だ。今月高値を更新し続けているユーロ円の上伸性に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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