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加CPI低下で下落した加ドルの回復力を注視か

相場レポート

加CPI低下で下落した加ドルの回復力を注視か

加CPI低下で下落した加ドルの回復力を注視か
本日のポイント
  1. 米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言
  2. 米・MBA住宅ローン申請指数

前日の米国通貨は、加・4月消費者物価指数(CPI)が発表され、前年比で前月の2.9%から2.7%に0.2ポイント低下したことで、指標発表直後に加ドルが対円で下落した。加ドル円は114.829から114.150まで下落。時間足200SMA直下まで値を下げた。4時間足では一時的に20MAを下抜ける展開となり、日足では10MAにサポートされているため、米国時間での回復力に注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・4月生産者物価指数(PPI)が前年比で前月のマイナス2.9%からマイナス3.3%に悪化したことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は169.939から169.218まで下落。時間足75MAを下抜けた。一方で4時間足では20MAが下値サポートとなり、日足では調整を挟みつつ上値を切り上げているため、欧州時間での回復性を注視したい。

本日は、8:50に日・貿易収支、11:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、15:00に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売売上高、17:00に南ア・消費者物価指数、17:05に欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:45に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、22:40に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。加CPI低下で下落した加ドルの回復力を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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