上昇しているユーロが勢力を維持して上伸していくのか注視か

2024.04.26
- 米・PCEデフレーター
- 仏・消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米国時間にて軟化し、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0678から1.0740まで上昇。時間足200EMAからの反発上昇となった。4時間足では20MAに下値を支えられての上昇トレンドとなっており、日足では20MA直下に位置している。このまま米ドルの軟化が継続するのか、方向性に注目したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・5月GFK消費者信頼感調査が、前月のマイナス27.4からマイナス24.2となったことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は5日続伸。165.947から167.096まで上昇した。4時間足では10MAに沿っての上昇トレンドとなっており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認されている。
本日の指標は、8:30に日・東京消費者物価指数、10:30に豪・第1四半期生産者物価指数、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、欧・マネーサプライ、21:00にメキシコ・雇用統計、ブラジル・消費者物価指数、21:30に米・個人所得、米・個人支出、米・PCEデフレーター、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。上昇しているユーロが勢力を維持して上伸していくのか、慎重に判断したい。
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