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上昇しているユーロが勢力を維持して上伸していくのか注視か

相場レポート

上昇しているユーロが勢力を維持して上伸していくのか注視か

上昇しているユーロが勢力を維持して上伸していくのか注視か
本日のポイント
  1. 米・PCEデフレーター
  2. 仏・消費者信頼感指数

前日の米国通貨は、米国時間にて軟化し、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0678から1.0740まで上昇。時間足200EMAからの反発上昇となった。4時間足では20MAに下値を支えられての上昇トレンドとなっており、日足では20MA直下に位置している。このまま米ドルの軟化が継続するのか、方向性に注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・5月GFK消費者信頼感調査が、前月のマイナス27.4からマイナス24.2となったことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は5日続伸。165.947から167.096まで上昇した。4時間足では10MAに沿っての上昇トレンドとなっており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認されている。

本日の指標は、8:30に日・東京消費者物価指数、10:30に豪・第1四半期生産者物価指数、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、欧・マネーサプライ、21:00にメキシコ・雇用統計、ブラジル・消費者物価指数、21:30に米・個人所得、米・個人支出、米・PCEデフレーター、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。上昇しているユーロが勢力を維持して上伸していくのか、慎重に判断したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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