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加・CPI上昇にて下値が堅い加ドル円の方向性を注視か

相場レポート

加・CPI上昇にて下値が堅い加ドル円の方向性を注視か

加・CPI上昇にて下値が堅い加ドル円の方向性を注視か
本日のポイント
  1. 米・MBA住宅ローン申請指数
  2. 加・国際証券取扱高

前日の米国通貨は、昨日発表された加・3月CPIが前年比で前月の2.8%から2.9%に0.1ポイント上昇したにも関わらず、加ドルが対円で小幅に下落した。加ドル円は112.255から瞬間的に111.285まで下落。時間足200SMAを下抜けた。4時間足では200EMAタッチで下げ止まり、日足では辛うじて20MA上位を維持しているため、米国時間での加ドルの反発性に注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・4月ZEW景況感指数が、前月の31.7から42.9に大幅改善となり、欧州のZEW景況感指数も同様に回復したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は163.667から164.675まで上昇。時間足20MA下位から上位に躍り出た。4時間足では上値を切り下げている状況から変わっていない一方、日足では75MAが下値支持線となっているため、欧州時間での値動きに注目したい。

本日は、7:45にNZ・消費者物価指数、8:50に日・貿易収支、9:30に豪・Wastpac先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、21:05に英・グリーンMPC委員の発言、21:30に加・国際証券取扱高、23:30に米・週間原油在庫、25:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、26:00に米・20年債入札、27:00に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。加・CPI上昇にて下値が堅い加ドル円の方向性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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