日銀会合後のドル円160円攻防と米住宅指標に注目
2026.06.16
- 日銀金融政策決定会合後の記者会見
- 米国5月住宅着工件数・建設許可件数
前日の米国通貨は、米6月NY連銀製造業景気指数が5.7と前回の19.6から低下し、米製造業の勢い鈍化が意識された。米国とイランの和平合意観測を受けて中東情勢への警戒感が和らいだこともあり、安全資産としての米ドル需要は後退した。ドル円は東京市場で159.76円から160.22円のレンジで推移し、17:00時点では160.10円台前半となった。足元では160.00近辺で方向感を探る展開が続いており、上側では160.50から160.70付近が上値抵抗として意識されやすい。下側では159.80から159.50付近を維持できるかが焦点となりそうだ。本日は日銀金融政策決定会合後の記者会見と米住宅関連指標が予定されており、ドル円の160円台定着を見極めたい。
欧州通貨は、ユーロ圏4月鉱工業生産が前月比0.1%と前回の0.4%から伸びが鈍化し、市場予想を下回ったことで、域内景気への慎重な見方が意識された。一方、米ドル安の流れが支えとなり、ユーロドルは1.1600付近で底堅く推移した。東京市場では1.1595から1.1621のレンジで推移し、17:00時点では1.1600台半ばとなった。上側では1.1620から1.1650付近、下側では1.1600から1.1580付近が意識されやすく、1.1600近辺を維持できるかが目先の焦点となりそうだ。本日はユーロ圏とドイツのZEW景況感調査が予定されており、欧州時間のユーロの反応を確認したい。
本日の指標は、15:30の日銀金融政策決定会合後の記者会見、18:00のユーロ圏6月ZEW景況感調査とドイツ6月ZEW景況感調査、21:30の米国5月住宅着工件数、5月建設許可件数、5月輸入物価指数、5月輸出物価指数が中心となる。特に日銀会合後の円相場、欧州時間のZEW景況感調査、NY時間の米住宅関連指標が材料となりやすく、米ドル、円、ユーロの方向感を丁寧に見極めたい。
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