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下落したポンドが回復するのか注視か

相場レポート

下落したポンドが回復するのか注視か

下落したポンドが回復するのか注視か
本日のポイント
  1. 欧・建設業生産高
  2. 豪・雇用統計

前日の米国通貨は、昨日発表された米・MBA住宅ローン申請指数が、前週の0.1%から3.3%に回復したにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は154.734から154.157まで下落。本日のアジア時間でも下伸しており、154円を割り込み153.950まで値が落ちている。4時間足では20MA直下に位置しており20MAを下抜けると153円前半までサポートがなくなるため、要人発言による米ドルの値動きに警戒したい。

欧州通貨は、ポンドが米国時間で下落した。ポンド円は192.838から191.681まで下落。一時的に時間足200SMAを下抜けた。4時間足では75MAが下値支持線として機能しており、日足では10MAより上位で推移している。日足でのローソク足が上髭が頻出しているため、欧州時間でポンドの勢力が増していくのか注視したい。

本日の指標は、8:50に日・対外・対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、13:30に日・第3次産業活動指数、16:00にトルコ・住宅価格、17:00に欧・経常収支、17:30に香港・雇用統計、18:00に欧・建設業生産高、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:05に米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、24:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。下落したポンドが回復するのか、方向性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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