要人発言による米ドルの乱高下に要警戒か
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2024.04.16
- 独・ZEW景況感指数
- 欧・貿易収支
前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月小売売上高が前月の0.6%から0.7%に上昇し、自動車を除くコア指数は0.3%から1.1%となったことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は152.949から154.446まで上昇。4時間足10MAに沿っての上昇が見られた。日足ではRSIが70を超過し78となっているため、米国時間での要人発言による乱高下に警戒したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・2月鉱工業生産が前年比で前月のマイナス6.7%からマイナス6.4%に縮小したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は162.680から164.440まで上昇。時間足20MAを上抜けての上昇となった。4時間足では一時的に200SMAを下抜けていたが上抜け回復しているため、欧州時間での上伸性に注目したい。
本日は、10:30に中・新築住宅販売価格、11:00に中・小売売上高、中・鉱工業生産、13:00にインドネシア・貿易収支、15:00に独・卸売物価指数、英・雇用統計、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・貿易収支、19:00にイスラエル・実質GDP、21:30に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、22:15に米・鉱工業生産、23:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、25:30に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、26:15に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。要人発言による米ドルの乱高下に十分注意したい。
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