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上値が重いクロス円の動向に警戒か

相場レポート

上値が重いクロス円の動向に警戒か

上値が重いクロス円の動向に警戒か
本日のポイント
  1. 欧・マネーサプライ
  2. 加・GDP

前日の米国通貨は、昨日発表された米・MBA住宅ローン申請指数が、前週のマイナス1.6%からマイナス0.7%となったにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は151.972から151.026まで下落。時間足20MA上位から下位へと反落した。なお本日のアジア時間では米ドル円は横ばい推移となっているため、欧州時間で値動きが活発化するのか注視したい。

欧州通貨は、昨日欧・3月消費者信頼感指数が発表され、前月のマイナス14.9と変わらなかったことから、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は164.420から163.428まで約90pips下落。時間足200SMA下位まで値を下げた。本日のアジア時間でも、200SMAが上値抵抗帯となっているため、欧州時間での継続した下伸に警戒したい。

本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、9:00NZ・ANZ企業信頼感、9:30に豪・小売売上高、13:00にタイ・製造業生産指数、16:00に独・小売売上高、英・GDP、17:00にスイス・KOF先行指数、17:55に独・雇用統計、18:00に欧・マネーサプライ、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・GDP、米・GDP、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。上値が重いクロス円の動向をじっくりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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