パウエルFRB議長の発言による米ドルの急変動に要警戒か
2024.03.22
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
- 加・小売売上高
前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月PMI購買担当者景気指数が、総合値で前月の52.5から52.2に下方修正されたにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は150.268から151.746まで上昇。時間足75MAにタッチしてからの反発となった。なお本日のアジア時間では上値が重くなっているため、米国時間での下落に注意したい。
欧州通貨は、昨日発表された英・BOE政策金利発表にて、市場コンセンサス通り政策金利が5.25%据え置きとなったことで、ポンドが対円で下落した。ポンド円は193.497から191.827まで下落。時間足75MA直下まで値を下げた。4時間足では、ポンド円は20MA直下に位置しているため、欧州時間にてサポートされずに下落するのか警戒したい。
本日は、8:30に日・全国消費者物価指数、9:01に英・GFK消費者信頼感指数、9:30に豪・RBA半期金融安定報告、16:00に英・小売売上高、トルコ・景気動向指数、トルコ・設備稼働率、独・輸入物価指数、18:00に独・IFO景況指数、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、20:00に英・CBI企業動向調査、21:30に加・小売売上高、22:00に米・パウエルFRB議長の発言、25:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。要人発言による米ドルの急変動に十分警戒したい。
過去の相場レポート
2024.04.26
上昇しているユーロが勢力を維持して上伸していくのか注視か
2024.04.25
上昇しているユーロの上値余地に注目か
2024.04.24
上昇しているユーロの動向を注視か
2024.04.23
反発上昇が見られるのかポンド米ドルの回復性を注視か
2024.04.22
底堅い米ドル円の上値余地に注目か
2024.04.19
下落したユーロ米ドルが下伸するのか方向性に注意か
2024.04.18
下落したポンドが回復するのか注視か
2024.04.17
加・CPI上昇にて下値が堅い加ドル円の方向性を注視か
2024.04.16
要人発言による米ドルの乱高下に要警戒か
2024.04.15
ECB明けに弱含んだユーロの回復余地を注視か