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パウエルFRB議長の発言による米ドルの急変動に要警戒か

相場レポート

パウエルFRB議長の発言による米ドルの急変動に要警戒か

パウエルFRB議長の発言による米ドルの急変動に要警戒か
本日のポイント
  1. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
  2. 加・小売売上高

前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月PMI購買担当者景気指数が、総合値で前月の52.5から52.2に下方修正されたにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は150.268から151.746まで上昇。時間足75MAにタッチしてからの反発となった。なお本日のアジア時間では上値が重くなっているため、米国時間での下落に注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された英・BOE政策金利発表にて、市場コンセンサス通り政策金利が5.25%据え置きとなったことで、ポンドが対円で下落した。ポンド円は193.497から191.827まで下落。時間足75MA直下まで値を下げた。4時間足では、ポンド円は20MA直下に位置しているため、欧州時間にてサポートされずに下落するのか警戒したい。

本日は、8:30に日・全国消費者物価指数、9:01に英・GFK消費者信頼感指数、9:30に豪・RBA半期金融安定報告、16:00に英・小売売上高、トルコ・景気動向指数、トルコ・設備稼働率、独・輸入物価指数、18:00に独・IFO景況指数、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、20:00に英・CBI企業動向調査、21:30に加・小売売上高、22:00に米・パウエルFRB議長の発言、25:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。要人発言による米ドルの急変動に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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