下落した加ドル円の回復力を静観か

2024.03.25
- 米・新築住宅販売件数
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
先週末の米国通貨は、22日に発表された加・1月小売売上高が、前月の0.9%からマイナス0.3%に下振れたことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は112.181から110.026まで下落。時間足200EMA付近まで値を下げた。ただ、本日のアジア時間では時間足ボリンジャーバンド⁻2σが下値サポートとなり上方向を試しているため、欧州時間での値動きに注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは12675から1.2575まで下落。4時間足RSI30までの下落となった。日足では200SMAが下値サポートとなっているが、日足RSIは70タッチからの下降局面が継続しているため、ポンド米ドルのいったんの切り返しが入るのか注視したい。
本日は、8:50に日・BOJ議事要旨公表、14:00に日・景気先行CI指数、20:00に英・CBI流通取引調査、21:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、23:00に米・新築住宅販売件数、23:15に英・マンMPC委員の発言、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、米・クックFRB理事の発言、26:00に米・2年債入札がある予定だ。下落した加ドル円の回復力を慎重に静観したい。
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