loading
search

下落した加ドル円の回復力を静観か

相場レポート

下落した加ドル円の回復力を静観か

下落した加ドル円の回復力を静観か
本日のポイント
  1. 米・新築住宅販売件数
  2. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、22日に発表された加・1月小売売上高が、前月の0.9%からマイナス0.3%に下振れたことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は112.181から110.026まで下落。時間足200EMA付近まで値を下げた。ただ、本日のアジア時間では時間足ボリンジャーバンド⁻2σが下値サポートとなり上方向を試しているため、欧州時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは12675から1.2575まで下落。4時間足RSI30までの下落となった。日足では200SMAが下値サポートとなっているが、日足RSIは70タッチからの下降局面が継続しているため、ポンド米ドルのいったんの切り返しが入るのか注視したい。

本日は、8:50に日・BOJ議事要旨公表、14:00に日・景気先行CI指数、20:00に英・CBI流通取引調査、21:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、23:00に米・新築住宅販売件数、23:15に英・マンMPC委員の発言、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、米・クックFRB理事の発言、26:00に米・2年債入札がある予定だ。下落した加ドル円の回復力を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.04.21New

    欧米の連休明けとなる中で通貨強弱が変化するのか方向性を静観か

  2. 2025.04.18New

    軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か

  3. 2025.04.17New

    ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か

  4. 2025.04.16New

    上昇した米ドルが要人発言にて変化するのか静観か

  5. 2025.04.15New

    上昇したポンドの上伸性を注視か

  6. 2025.04.14

    年初来高値を更新したユーロ米ドルの上値追いに注目

  7. 2025.04.11

    再び見られた円高傾向が継続するのか米国時間での値動きを注視か

  8. 2025.04.10

    米トランプ大統領の関税停止発言により上昇した米ドルの上値余地に注意か

  9. 2025.04.09

    連続上昇したユーロ豪ドルの調整の値動きを注視か

  10. 2025.04.08

    最弱となったポンドの反発余力に注目か