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米雇用統計悪化にて下落した米ドルが回復するのか警戒か

相場レポート

米雇用統計悪化にて下落した米ドルが回復するのか警戒か

米雇用統計悪化にて下落した米ドルが回復するのか警戒か
本日のポイント
  1. トルコ・雇用統計
  2. 日・マネーストック

先週末の米国通貨は、9日に発表された米・2月雇用統計にて、失業率が前月の3.7%から3.9%に0.2ポイント悪化したことで、指標発表直後に米ドルが最弱通貨となった。ポンド米ドルは1.2801から1.2891まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが発生した。ポンド米ドルは4時間足ではRSIが79に達しており、日足では6日連続陽線となっているため、米ドルの反発力に注意したい。

欧州通貨は、8日に発表された独・1月鉱工業生産が、前年比で前月のマイナス3.0%からマイナス5.5%に悪化したことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は162.168から160.602まで下落した。4時間足では、ユーロ円はボリンジャーバンド⁻3σまでの直線的な下落となっており、RSIは42付近となっているため、欧州時間での継続した下落に警戒したい。

本日の指標は、8:50に日・GDP、日・マネーストック、15:00に日・工作機械受注、16:00にノルウェー・消費者物価指数、トルコ・雇用統計、26:00に英・マンMPC委員の発言、米・3年債入札がある予定だ。米雇用統計悪化にて下落した米ドルが回復するのか、警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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