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新規失業保険申請件数増加にて上値が重い米ドルの方向性に注意か

相場レポート

新規失業保険申請件数増加にて上値が重い米ドルの方向性に注意か

新規失業保険申請件数増加にて上値が重い米ドルの方向性に注意か
本日のポイント
  1. 仏・貿易収支
  2. 加・雇用統計

前日の米国通貨は、7日に発表された米・新規失業保険申請件数が、前週の190.5万件から190.6万件に増加し、市場予想の187.2万件を上回ったことで、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0867から1.0955まで上昇。4時間足ボリンジャーバンド+2σまで価格が伸びた。上位足の日足では、ユーロ米ドルはRSIが買われすぎサインの70となっているため、米国時間での調整の値動きに警戒したい。

欧州通貨は、昨日のECBにて政策金利が市場コンセンサス通りの4.50%据え置きとなったことから、ユーロが指標発表直後に一時的に最弱通貨へと下落した。ユーロポンドは0.8562から0.8523まで下落。4時間足ボリンジャーバンド-3σまで下落した。このままユーロが他通貨に対し弱含んでいくのか、方向性を見極めたい。

本日の指標は、14:00に日・景気ウォッチャー調査、16:00に独・鉱工業生産、独・生産者物価指数、16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に欧・第4四半期GDP、21:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、加・設備稼働率がある予定だ。新規失業保険申請件数の増加にて上値が重い米ドルの方向性を、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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