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BOC政策金利据え置きで上昇した加ドル円の方向性に注意か

相場レポート

BOC政策金利据え置きで上昇した加ドル円の方向性に注意か

BOC政策金利据え置きで上昇した加ドル円の方向性に注意か
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. 米・チャレンジャー人員削減予定数

前日の米国通貨は、昨日発表された加・BOC政策金利発表にて、政策金利が前回の5.00%から市場予想通り据え置きとなったことで、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は109.935から110.620まで上昇。一時的に時間足75MAラインまで回復した。しかしながら本日のアジア時間ではクロス円が全般的に下落したことで、加ドル円も109.879まで下落している。

欧州通貨は、昨日発表された欧・1月小売売上高が、前月比でマイナス1.1%からプラス0.1%となったことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0842から1.0915まで上昇。4時間足20MAを起点とする上昇トレンドが見られた。日足でも同様に20MAを起点としての上昇となっているため、欧州時間での値動きに注目したい。

本日は、8:50に日・対内外証券投資、9:30に豪・貿易収支、15:45にスイス・雇用統計、16:00に独・製造業新規受注、17:00に台湾・消費者物価指数、18:00に南ア・経常収支、21:00にメキシコ・消費者物価指数、21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、22:30に加・住宅建設許可、22:30に米・貿易収支、加・国際商品貿易、24:00に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。BOC政策金利据え置きで上昇した加ドル円の方向性を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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