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米国時間での要人発言による価格変動に要警戒か

相場レポート

米国時間での要人発言による価格変動に要警戒か

米国時間での要人発言による価格変動に要警戒か
本日のポイント
  1. 日・消費者物価指数
  2. 豪・経常収支

前日の米国通貨は、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は149.838から150.567まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が確認された。米ドル円は一時的に日足20MAを下抜けたものの、下ヒゲ陰線で回復しており、RSIにも余力がある。このまま米国時間に向けて米ドルが強含むのか、方向性を慎重に見極めたい。

欧州通貨は、昨日発表されたスイス・2月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の1.3%から1.2%へ0.1ポイント低下したことで、スイスフランが対円で往って来いとなった。フラン円は169.726から170.704の間で推移。アジア時間での始値付近で着地する結果となった。他のクロス円が上昇している中で、フラン円は上値が重い展開となり、日足20MAより下位で推移している。

本日は、8:30に日・消費者物価指数、9:01に英・BRC既存店売上高、9:30に豪・経常収支、10:45に中・財新PMI購買担当者景気指数、14:00に印・サービス業PMI、16:45に仏・鉱工業生産、17:50に仏・サービス業PMI、17:55に独・サービス業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ISM非製造業景況指数、26:00に米・バーFRB副議長の発言がある予定だ。米国時間での要人発言による価格変動に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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